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(いろいろな話)
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ある日のアメリカ人のお客さん2
20代のカリフォルニアからの女性のお客さん
日本に来られたのが うれしいという感じで
フレンドリーでテンションが高いので大丈夫かなと思ったのですが
話し方は普通のテンションで話されるので ホットしました
テンション高く早口だと私にはに何を言っているのかわかりません
まずは 自分用にお名前を漢字にしてハンコを一つ
家族と友達のお土産に数個 ご注文になり
この後 見本においてある木製の表札を指さして
「これを自分の名前で作ってほしい」ということで
アメリカで入口に漢字の表札かけるのかなと思い
日本での表札の使い方は説明はしたのですが
暖炉の上に置くとのことで 小ぶりのサイズで一つご注文いただいて
手書きでなく手荒に扱っても消えないように彫刻でということで翌日のお渡しということになりました
非常にフレンドリーで明るくてテンション高いのですが
落ち着いたいい感じで普通に日本の女子が話しているように
どこから来たとか 家族や両親は何々とか 数10分話していかれ
仕上がりが楽しみな感じで帰って行かれました
ここまでは普通の話なのですが 実は翌日仕上がった商品を受け取りに来られた時に
私の記憶に残ることがありました
期待してもらうほどのたいしたことではないのですが
翌朝 いつものように店頭の扉は開放したままで
机に向かって印章の仕上げ その日の配達の伝票付けや店頭渡しの商品のチェック などを
していたのですが
その時点では 当然 下を向いての仕事が多くあまり店の外に目をやることをしていないので
下を向いて仕上げ作業をしていると
「ハーイ!」 とテンションの高い元気な声が聞こえました
「?」と顔を上げる見ると 誰もいない「?」とまた下を向いて続きの仕事と思うと
また「ハーイ!」と聞こえる
「?」と顔を上げると今度はスーット店前に車が止まりました
その助手席からは上半身を乗り出して 両手を大きく広げて思いっきり振っている昨日の女子
「あっ、取りに来たんだ 知り合いに車で送ってもらったんや すごい嬉しそう」と思ったんですが
ふと
あの一度目の「ハーイ!」から5秒とか10秒とかあるな と思ったんです
「車の5秒とか10秒っていくら止まりかけているとはいえ何メートルか手前やんな
一体どのあたりから 両手を広げて「ハーイ!」だったのか」
おそらく推察するに2~3軒手前の建物のあたりではすでに「ハーイ!」だったのでしょう
待ちきれなかったんでしょうね
そう思うと滑稽なようではありますが嬉しく また楽しくなります。